世界一高い高層ビル「ブルジュ・ハリファ」建設で知られるドバイのエマール・グループが、米金融機関大手JPモルガンのブロックチェーンを使って独自トークンEMRを年末に立ち上げる。地元メディアのアラビアン・ビジネスが報じた。
EMRは、JPモルガンが開発するイーサリアム基盤の金融向けスマートコントラクト・プラットフォーム「クオラム」で発行される。
iOSとアンドロイド向けにアプリを立ち上げる予定で、利用者はEMRの獲得・交換ができる。エマールのホテルやショッピングモールなど不動産ネットワーク内で交換可能になるほか、他の利用者との交換も可能になるという。
エマールは、EMRを証券ではなくユーティリティートークンと位置付けている。
エマールグループは、今年3月にトークンを発行する計画を発表していた。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版