ビットコインの採掘難易度(Difficulty)が15日に過去最高を更新した。

コインメトリックスによると、ビットコインの採掘難易度の調整があり前回比8%増の14兆8000億Tを記録。過去最高を更新した。

(出典:CoinMetrics「採掘難易度(オレンジ点線)」)

採掘難易度は昨年10月末に直近の高値をつけてから低迷が続いていたが、マイニングに必要な計算力ハッシュパワーの上昇を受ける形で、今年に入って急激に上昇している。

ビットコインの採掘難易度は、10分に1回のブロック生成を維持するため2週間ごとに変更される。一般的に、ネットワークに参加するマイニングのパワーが小さければ下がり、ネットワークへの参加が増えれば上昇する。

採掘難易度の上昇をビットコイン強気相場のきっかけとみる専門家もいる。

仮想通貨アナリストのウィリー・ウー氏は6日、ビットコインの先行指標とも言われるライトコインの採掘難易度が上昇していると指摘し、ビットコイン強気相場の再開を予想した

また、PlanBは昨年7月末、採掘難易度が底と価格の関係を分析。今回は過去の傾向通りにいけば37万ドルまで上がるかもしれないと予測した。

【関連記事:仮想通貨ビットコイン、 ”採掘難易度の底”から37万ドル予測も

【関連記事:仮想通貨ライトコインに反転の兆しか ビットコインにとって朗報?