ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
BTC/USD
ビットコイン(BTC)の勢いが衰えていると指摘したが、その通りになった。3日と4日に急落し、7413.46ドルのサポートまで下げた。現在、強気派はサポートを死守しようとしているが、反発は力強さに欠けている。ネガティブなサインだ。
弱気派はこの機に乗じてBTC/USDを7413.46ドルより下に下げようとするだろう。もし成功すれば、50日間SMA(赤色)まで下がるかもしれない。ここが重要なレベルになる。2018年2月以降、この下で取引を終えたことがないからだ。もし下回れば、トレンド変換を確認することになる。
もし強気派が7413.46ドルを守れば、我々の見方は無効になる。そのようなケースでは、7413.46ドルと9053.12ドルの間で保合いになるかもしれない。もし9053.12ドルを突破したら、勢いを取り戻すだろう。我々は調整が終わるのを待ってロングポジションの提案をしよう。
ETH/USD
イーサリアム(ETH)は3日、225.39ドルのサポート付近で取引を終えた。20日間EMA(青色)は横ばいになっており、RSI(相対力指数)は中立点近くまで下がっている。短期での保合いを示している。
もし強気派が225.39ドルを死守すれば、仮想通貨は280ドルまで上昇するかもしれない。ここがレジスタンスになるだろう。
一方、225.39ドルを下回れば弱さを示すことになり、 ETH/USDが50日間SMA(赤色)まで下がるかもしれない。我々は、この移動平均線が力強いサポートになると考える。3月以来、ここで度々反発してきた。
我々は現在中立だ。
XRP/USD
前回に提案したように、0.45ドル近くで部分的に利益確定したことを望む。0.45ドルのレジスタンス突破に何度も失敗したことで利益確定の売りを引き寄せることになり、リップル(XRP)は重要なサポートである0.37835ドルのサポートまで下がった。20日間EMA(青色)を守れなかったのはネガティブなサインだ。
現在、20日間EMA(青色)は横ばいでRSI(相対力指数)が50付近にある。短期でのレンジ相場を示している。
もしXRP/USDが0.37835ドルと0.35660ドルのサポートゾーンを下回れば、我々の見方は無効になるだろう。トレーダーは、残りのポジションをストップロス0.35ドルで守ったほうが良い。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版