仮想通貨ビットコインの採掘難易度(ディフィカルティ)が3日に行われ、-16.05%と大幅な易化となった。過去2011年10月31日に-18.03%が最大の易化だが、今回はこれに次いで、過去2番目の規模となった。

今年3月26日にコロナショック後に−15.95%と易化があったが、5月の半減期以降では、6月4日の-9.29%が最大だった。

BTC.comによると、採掘難易度は前回の19兆9973から16兆7877億まで下がった。

(出典:BTC.com)

難易度の低下は、中国のマイナーが水力発電所から移行するために、マイニング機器の入れ替えなどで、ネットワークの計算能力が低下したことが一つの要因と考えられる。

毎年マイニングが盛んに行われている中国四川省では、雨季が10月末に終わる。雨季では電気代が安価になることから、マイニング業者が多く集まるとされる。マイナーは雨季が終わると、他の地域や国に移るか、異なる火力発電など異なる電力形態に移る。ビットコインマイニングブログHashr8のトーマス・ヘラー氏は、四川省で活動している多くのマイナーが海外、もしくは新疆ウイグル自治区や内モンゴル自治区に移転するのではないかと予想している。

ハッシュレートも急落

一方でビットコインのハッシュレートも四川省の雨季が終了したことを受けて、大幅にダウンしている。

ハッシュレートの7日平均では、10月18日に過去最高146.4EH/sと過去最高を更新していたが、その後下落を続け、2日には108.7EH/sと、6月末の水準まで急落している。

(出典:Blockchain.com)