ブラジル労働党で大統領選に出馬しているフェルナンド・ハダド(Fernando Haddad)氏は14日、ブロックチェーンを通じて政府計画を発表したと明らかにした。

リリースによれば、ハダド氏は、偽のニュース報道との長期的な闘いの後、大統領選挙に関する正しい情報を提供させるためにブロックチェーン技術を使用することに決めた。ブロックチェーンに格納された情報は改ざんすることができないからだ。

ハダド氏はブロックチェーン技術を利用する唯一の政治家ではない。仮想通貨ニュースメディアのCriptomoedas Facilによると、総選挙に参加した他の政治家、ジョアン・アモエド氏とマリーナ・シルヴァ氏もまた、キャンペーン中にブロックチェーンについて言及している。

アモエド氏は、すべてのパブリックデータを分散型プラットフォームに格納する「デジタル政府」を提案した。シルヴァ氏は、キャンペーンのために寄付金を登録するのに分散型元帳技術(DLT)を使用した。

コインテレグラフが1月伝えたように、ブラジル政府は、市民が異なる社会問題に投票できる請願書受付システムをイーサリアムのブロックチェーンに移行することを検討していた。