中国初のビットコイン取引所BTCCの創設者ボビー・リー氏は、ビットコインは今後9年で金(ゴールド)の市場規模を抜いて50万ドル(約5400万円)に到達するだろう予想した

現在の金の市場規模は8兆ドル(約870兆円)。一方ビットコインの市場規模は1600億ドル(17兆円)と金の48分の1だ。リー氏は、早ければ2028年にビットコインが市場規模で金を抜くと予想。その際、ビッコインの価格は50万ドルに到達すると予想した。

リー氏の根拠は、多くの人々が期待する半減期による供給減だ。半減期では、ブロックを作成するマイナーに対する報酬が半減される。リー氏は次のように解説した。

「最初の10年は半減期は2回しかなかったが次の10年は3回ある(つまり50%以上だ)!そして20周年までには、1日あたりのアウトプットがたった~255BTCになる。インフレ率では0.5%未満であり、金より希少性が高まる」

リー氏は、最終的にビットコインの価格は100万ドルを超えるとみている。

100万ドル予想が出すのはリー氏だけではない。

ウィルス対策ソフト「マカフィー」の創業者のマカフィー氏は、ビットコインが2020年までに100万ドルに到達すると予想し、「自分はかなり保守的な人間だ」と述べた

【関連記事:マカフィー氏、仮想通貨ビットコイン100万ドルを予想し「私はかなり保守的」と笑う

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン