仮想通貨の預金で金利を稼げるサービスを展開するブロックファイ(BlockFi)は10日、電信送金を使って、現金で仮想通貨を購入できるようになったと発表した。コインテレグラフに共有されたプレスリリースで明らかになった。これまでは直接仮想通貨を送金することで口座に入金していた。

電信送金サービスは米シルバーゲート銀行を通じて国内外で利用できるようになった。

ブロックファイはブロックファイ金利口座(BIA)に仮想通貨を預け入れることで最大で8.6%の利回りを受け取ることができるサービスだ。ビットコインは3月10日現在で、3BTC未満では年間で4.9%となっている。

ブロックファイのザック・プリンスCEOはリリースで「ブロックファイのプラットフォームの流動性向上は、より広範な仮想通貨エコシステムの流動性向上につながる」と話した。

ブロックファイは今年2月、バラーベンチャーズから3000万ドルの調達を発表。モバイルアプリや対応する法定通貨のラインナップ拡張に力を入れるとしていた。