ブロックチェーンのスポーツ賭けアプリがワールドカップの試合結果を予測

 スポーツファンがベッティング(賭け)のための「信頼性と透明性の高い」アドバイスを受けられる、ブロックチェーンベースのアプリケーションが、ロシアで開催されているサッカーワールドカップのキックオフからわずか2日後に、そのメインプラットフォームを立ち上げた。

 ブリッツプレディクト社は、スポーツイベントの結果予測を変更不能なブロックチェーンに記録することで、近年ベッティング業界を悩ませている問題に対し、革新的なソリューションを提供することを目指している。それらの予測は、本物のマーケットオッズに対してタイムスタンプされる。ラスベガスに拠点を置く同社は、この特徴が「あらゆる人による予測の検証可能な公開記録」を作り出すと話す。

 この技術により、ユーザーが十分な情報を得た上で、どのベッティング戦略を支持するか、決められるようになることが期待される。一方で専門家たちは、記録を隠したり、自分が獲得した賞金について嘘をついたり、損失をまとめて削除したりすることが難しくなる。透明性の高い数字で専門家たちの投資リターンが表示されるので、ユーザーは彼らの過去の成績をひと目で比較評価することができる。このような比較評価をせずに賭けを行えば、専門家の過去の成績の全体像が把握できず、質の悪いアドバイスに従って自らのお金をリスクに晒すことになりかねない。

 ユーザーはこのプラットフォームのXBPトークンを使って、ワールドカップに賭けるためのベッティングアドバイスを購入することができる。XBPは、イーサリアムネットワーク上に構築されたERC20互換トークンである。ブリッツプレディクト社のプラットフォームには、ブログ機能も備わっている。また、サッカーの他に、メジャーリーグベースボール(MLB)モデルも提供する。同社によれば、MLBモデルはこれまで25勝8敗のスタートを切っており、勝率は76%となっている。ブリッツプレディクト社は、同モデルはこれまで「勝ち目がないと思われていたチームを推奨し、それが結局成功を収めるケースも多数あった」と話す。

 XBPトークンは現在、ヒットBTC、クリプトピア、バンコール、アイデックスなど、いくつかの取引所に上場されており、ユーザーは簡単に預託、取引、引出しができる。

時代が変わりつつある米国市場

 ブリッツプレディクト社は、米国の特定の州でスポーツベッティングを合法化する5月の米最高裁判決は、同社にとって特に歓迎すべきニュースだったと話す。コインテレグラフが今年始めに伝えた通り、この判決は長らく待ち望まれていた。

 違法なスポーツベッティングの市場規模は、米国だけで何十億ドルにも及ぶと見積もられている。合法的なベッティングプラットフォームは「非常に大きな市場チャンス」を持っており、プレイヤーたちによる同社サービスの利用を促すことになるだろうと、ブリッツプレディクト社は信じている。同社は、この新たに確立された需要には、質の高いコンテンツや、賭けに勝つ可能性を高められるツールを求める声が伴うと話す。そしてブロックチェーンで動作するツールが、同社を競合他社よりも抜きん出た存在にすると確信している。

 このプラットフォームはすでに、サッカーとMLB以外にも対象を広げる計画を立てている。来月ロンドンで始まるウィンブルドン選手権大会の前に、テニスモデルをリリースする計画もある。またブリッツプレディクト社は、トーナメントの立ち上げや、スマートコントラクトによるベッティング機能を提供することで、盛況になっているeスポーツにも目を向けようとしている。

より良いプライスとより速いペイアウト

 ブリッツプレディクト社は、賭けを行う人が自らのベットに対する最良のプライスを、常に素早く見つけられるようにし、同じイベントに対し異なるオッズを提供するさまざまなマーケットプレイスを比較評価する、時間のかかるプロセスを排除したいと考えている。同社は、イベントの結果が出れば即座にユーザーがペイアウトを受けられるようにするための、流動性準備を構築しようとしている。中央集権的なプラットフォームでは、賭けを行う人たちが長い時間待たされかねないのとは大違いである。

 同社のサッカーモデルは、各チームに関する重要な統計値に基づき、ワールドカップの各試合の結果を予測するという。さらに、定期記事や週刊ポッドキャストなどの「豊富なコンテンツ」も計画しており、それらを通してサッカーファンが、トーナメントにおいて刻々と変化する情報を、最新に保てるようにすると話す。

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