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Biraajmaan Tamuly
執筆者:Biraajmaan Tamulyスタッフライター
Ray Salmond
校閲:Ray Salmondスタッフ編集者

イーサリアム ネットワーク活動が「ニューノーマル」に ステーブルコイン規制明確化と機関投資家流入が後押し

イーサリアム ネットワーク活動が「ニューノーマル」に ステーブルコイン規制明確化と機関投資家流入が後押し
市場分析

イーサリアム(ETH)のオンチェーン活動が、アナリストの言う「ニューノーマル」に入った。ネットワークの持続的な利用と機関投資家からの資金流入が続いており、強気相場の継続を裏付ける明確なファンダメンタル要因になりつつある。

クリプトクオントのデータによると、分散型金融(DeFi)や現実世界資産(RWA)のトークン化など複雑なネットワーク。インタラクションを追跡する指標「インターナル・コントラクト・コールズ」が、7月中旬以降に構造的な変化を示している。日次平均はこれまでの700万件から950万件を超える水準に上昇し、短期的な投機ではなく、エコシステムの深まりを反映した動きと見られている。

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イーサリアムのインターナル・コントラクト・コールズ Source: CryptoQuant

アナリストは、この急増をもたらした要因として、3つの動きが重なったことを指摘している。米国におけるステーブルコイン規制の明確化、イーサリアム上場投資信託(ETF)への過去最高水準の機関投資家資金の流入、そして企業がETHを長期資産として積み上げる「トレジャリー戦争」と呼ばれる競争の台頭だ。

これらの動きによって、イーサリアムの需要構造は一変し、ガス使用量とステーキング参加率は2025年に入り過去最高水準を更新した。

RWA.xyzのデータによれば、RWAトークン化の総額は2024年1月1日時点の15億ドルから2025年には117.1億ドルへと急拡大し、約680%の成長を遂げた。

イーサリアムはこの分野でも圧倒的なシェアを誇り、56.27%を占めている。これは2位のZKsync Era(11.83%)の約5倍にあたる。

なかでもブラックロックが運用するBUIDLファンドは、イーサリアム上で約24億ドル相当のRWAを保有しており、最大のトークン化商品となっている。

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イーサリアムにおけるRWAトークン化 Source: RWA.xyz

イーサリアム・ネットワークの選好が続く背景には、稼働以来ダウンタイムゼロという高い信頼性がある。これに対し、競合のソラナは過去5年間で少なくとも7回の大規模停止を経験しており、最後の障害も2024年2月と比較的最近だった。

ETHは一時4300ドルに下落

イーサリアムの下落は続き、木曜日には一時4300ドルまで急落した。過去10週間で4度目となる4800ドル付近でのレジスタンスラインからの反落となり、市場は高値圏での慎重姿勢を崩していない。

短期的には4400ドル付近で下げ止まりを試みたものの、勢いを取り戻すには至らず、価格はレンジ内での保ち合いを続けている。これは新たなトレンド形成ではなく、既存の流動性ゾーンでの取引が中心であることを示している。

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ETH 4時間足チャート Source: Cointelegraph/TradingView

テクニカル面では、4100〜4250ドルの範囲に重要なサポートゾーンが存在し、日足および4時間足のオーダーブロックが重なるポイントでもある。買いが集まりやすい領域であり、4時間足の相対力指数(RSI)は売られすぎ水準に接近しており、短期的な底打ちの可能性が示唆されている。

トレーダーのクリプト・シーザー氏は、「ETHが4000ドルを一時的に割り込む可能性はあるが、それは最終的な揺さぶりであり、今月中に1万ドルへの反発につながる可能性がある」と分析している

また、投資家のジェレ氏は、ETHが「メガホン型パターン」を上抜けた点に注目している。このチャート形状は大規模な上昇前に出現することが多く、長期的な強気シナリオを支持する材料とされる。「ETHは強気のメガホン型パターンをブレイクアウトし、再テストで多くの参加者を振り落とした。今は上昇再開の準備が整っているように見える。目標は1万ドルだ」。

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Source: X

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