暗号通貨やブロックチェーンのインキュベータ、Boost VCがトークンへの直接投資を発表した。

月曜に投稿されたブログポストで、共同設立者のブレイトン・ウィリアムズ氏は、ブロックチェーン・プラットフォームAragonの成功のために、現在、育成方法としての新たな目標を探していると伝えている。

イーサリアムベースの分散型企業経営プラットフォームであるAragonは、水曜日にANTトークのICOを開始する予定だ。

「トークンや暗号通貨に対する盛り上がりはかつて無いほどに高まっていますが、これは時間のかかるものであると我々は理解しています」とウイリアムズ氏は語る―

「長きに渡り業界に携わっていますが、最高の起業家たちと開発者がブロックチェーン開発を続けられるよう支援を続けられることに特権を感じています」

彼らの業界を再編しようとする動きによって、益々盛り上がりを見せるアルトコインの投資市場において、将来プロジェクトをローンチするために様々なスタートアップがBoostへ参加するだろうことが予想される。

ウイリアムズ氏がBoostにおける”スペシャル・インタレスト”だと定義するものの中には、ウイリアムズ氏の同僚で共同設立者であるアダム・ドレイパー氏から早期資金援助を受けたCoinbaseのFred Ehrsam氏が既述した、分散型インターネットへの貢献が含まれている。

また、過去1年間で (主にイーサリアムベースの) スタートアッププロジェクトのためのシェアを集めてきたガバナンスモデルに加え、DAOと”安定したコイン”を実行するためのツールも望まれている。