仮想通貨VCのブロックチェーン・キャピタルでパートナーを務めるスペンサー・ボガード氏は、フェイスブックの独自仮想通貨が誕生したら仮想通貨の利用者数が2倍か3倍になると予想した。8日付のブルームバーグが報じた

ボガード氏は、開発中の「フェイスブックコイン」がたとえステーブルコインであっても他のタイプの仮想通貨であっても、一般大衆に向けて仮想通貨を広める重要なステップになると指摘。フェイスブックコインを保有することについて、次のように例えた。

「インターネットにいるみたいな感覚ではないかな。人々がこれまでの殻を破ってビットコインの保有も始めるかもしれない。一部の利用者層はそうするだろう。私は大きなきっかけになると思っている」

またボガード氏は、フェイスブックが米国にある主要なフィンテックや金融機関の「パンツに火をつける」ことが重要と強調。これまで慎重だった企業は、フェイスブックを例に積極的に行動開始するだろうと述べた。

今月3日、フェイスブックは仮想通貨プロジェクト向けに「Libra(リブラ)」の商標登録の権利を獲得したと報じられた。また、フェイスブックの仮想通貨は法定通貨に連動するステーブルコインであり、送金だけではなく、ネットでの商品ん購入にも使えるようになるという報道もでている

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版