北米で最大規模の仮想通貨マイニング企業ブロックキャップ(Blockcap)が、追加で8000台のマイニング機器を購入したと発表した。すでに機器を使ってマイニングを開始したという。

3日の発表によると、同社は2022年末までに今回追加する8000台の機器と合わせて、5万台以上を稼働させる計画という。現時点では1万2176台を管理しており、1日あたり6.6BTC(約4000万円)を生み出している。

同社はビットコイン以外では、イーサを含むアルトコインのマイニングを加速させることも明らかにした。同社によると、2021年秋にイーサのマイニング機器が新たに導入される予定で、全て稼働すれば1.229テラハッシュとなる。これはイーサリアムネットワーク全体の0.21%を占めるほどになる。ビットコインでは5万台が稼働すればビットコインネットワークの2%を同社がコントロールすることになる。

最近では北米のマイニング企業の動きが活発化しており、ブロックキャップやライオットブロックチェーンはそれぞれテキサス州に本社とマイニング施設を設立する計画を発表している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン