小売店などでのビットコイン決済サービスを提供する米ビットペイ(BitPay)が18日、仮想通貨交換所シェイプシフトと連携してビットコイン対ビットコインキャッシュの取引サービスを提供すると発表した。この新たなパートナーシップにより、ユーザーはビットペイ・ウォレットとコペイ・ウォレット内でビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)間の交換ができるようになる。

 2011年に設立されたビットペイは世界最大級のビットコイン決済ゲートウェイだ。シェイプシフトは異なった仮想通貨間の取引にフォーカスした仮想通貨交換プラットフォームだ。

 今後、ユーザーはビットコインとビットコインキャッシュ間を瞬時に「シフト」できるようになり、この二つの通貨のマーケット間の統合レベルが高まる。

 ビットコインキャッシュは17年8月1日にローンチされたビットコインのハードフォークで、ブロックチェーンのブロックサイズを増大させることによってネットワークが毎分処理できる取引数を増やすことを目論む。

 ローンチ以来、ビットコインキャッシュは、コインベース、ビットフィネックス、ビットスタンプ、クラーケン、シェイプシフトなどの数々の主要通貨取引所で取り扱われている。