100倍レバレッジが有名な仮想通貨取引所ビットメックスの親会社HDRグローバル・トレーディング・リミテッドとABSグローバル・トレーディング、アーサー・ヘイズCEOに対して新たな訴訟が起きた。
5月16日にカリフォルニア州の北地区の裁判所にBMA LLCによって提出された文書によると、ビットメックスはマネーロンダリング(資金洗浄)や市場操作、恐喝など不法活動を行なったと主張し、被告たちから数十億ドル(数千億円)の不当利益を得ていたと述べた。
また、原告はビットメックスが送金事業者ライセンスを取得せずに運営し、毎日平気で30億ドル(約3210億円)という米国の犯罪市場で最大規模の額を不当に取得していた訴えた。
HDRはセーシェルで登録されているもののサンフランシスコにオフィスを構えている。原告側は「カリフォルニアがほぼ全ての技術やサービスが運営されている場所であり、主要メンバーが生活・仕事をしている場所」とみている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン