仮想通貨マイニング機器大手であるビットメインは、中南米地域での展開を強化する。12月12日に仮想通貨マイニングコンサルティング企業2社と提携を発表。南アメリカでの自社マイニング機器「Antminer」の流通を拡大させる。

米マイアミに拠点を置くBit5ive社と、ブラジルに拠点を置くファストブロック社(Fastblock)の2社と提携した。この2社は、Antminerの販売代理店として南米での事業展開を支援する。現地の顧客へのカスタマーサービスやコンサルティング、ロジスティックサービスなどを行うことになる。

Bit5ive社は、中南米・カリブ海地域の30ヵ国でマイニング機器の販売を行っていく。またファストブロック社は、ブラジルでの主要な販売代理店となる。

ビットメインのマーケットシェアは減少

一方、仮想通貨調査企業コインシェアのレポートによれば、ビットメインのマイニング機器のシェアは低下している。今年6月時点で70%のシェアがあったものの、直近12月には66%となっている。ちなみにビットメイン自身の推定では、2017年時点で75%のシェアがあると主張している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン