中国マイニング大手ビットメインは、共同創設者であるミクリー・ザン・ケチュアン氏が同社子会社のFujian Zhanhuaインテリジェンステクノロジーの株式を36%保有しているという主張は根拠がないとする声明文を4月27日に発表した。
もう1人の共同創設者ジハン・ウー氏は、2019年10月29日付けの電子メールで、ビットメインのパートナーで会長のケチュアン氏を解雇すると開示した。また、同社従業員に対して、ケチュアン氏との会議に参加することも連絡をとることも禁止する厳しい警告を発した。
これを受けてケチュアン氏は、同社での地位を回復すべくビットメインとFujian Zhanhuaに対して2件の裁判を起こしている。
ケチュアン氏はFujian Zhanhuaの株式を36%保有していると主張。ビットメインはこれを否定。メディアが報じた判決は訴訟の管轄の判決であるとしている。
ビットメインは、裁判の結果は同社の商品や運営にいかなる影響を与えないとしている。Fujian Zhanhuaはビットメインの完全なコントロール下にあるとしている。
しかしながら、ビットメインのパフォーマンスは昨年からベストではない。2019年1月2日にコインテレグラフが報じた通り、ビットメインは他の訴訟問題を対応するなか、従業員50%削減を計画していた。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン