韓国の大手仮想通貨取引所ビッサムは、韓国・釜山のブロックチェーン規制自由特区に100億ウォン(約9.4億円)の投資を検討している。現地メディアのニュース1が9日に報じた。

韓国政府は昨年7月、釜山を「ブロックチェーン規制自由特区」に指定した。釜山では、物流や金融、治安、観光などの分野でブロックチェーンの実用化を進めている

また昨年12月には韓国の大手通信会社KTが釜山で地域通貨を導入する計画を発表している

ビッサムが釜山のブロックチェーン特区でどのような事業を展開するかは、釜山の自治体などと協議して固めていく方針。現地メディアは関係者の話として、ブロックチェーンをベースにした様々な金融事業を展開するのではないかと伝えている。

現地メディアは、仮想通貨取引所と地方政府との連携して公共事業に取り組むのは「初の事例」だと指摘している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン