仮想通貨技術企業大手Bitfuryがロシア経済大学と提携 政府も後押し

ブロックチェーン技術企業として最大手級のビットフューリー(Bitfury)が、ロシアでの動きを活発化させている。今回はロシアで有名な大学「プレハーノフ記念ロシア経済アカデミー」と提携し、ブロックチェーンプロジェクトの支援組織を設立。さらに同大学ではブロックチェーン専門コースや教育プログラムを提供する。ロシアの仮想通貨サイトのフォークログが21日に伝えた

さらに驚くべきなのが、「ロシア連邦デジタル発展・通信・マスコミ省」が今回のプロジェクトを支援するという。ロシア政府によるお墨付きがつくわけだ。フォークログによると、同省関係者は、この事業は近代化を要する公的機関と大手企業の双方の要望を満たすものだと強調したそうだ。

コインテレグラフがこれまで報じてきたように、世界の主要大学が仮想通貨関連のコースを開設する動きが広まっている。最新のコインベースの調査によると、バークレイ、スタンフォード、コーネルといった、世界の上位50大学の42%が仮想通貨とブロックチェーンに関する講座を少なくとも1つ開設している。

日本の大学も遅れてはいない。東京大学は今月20日、複数企業の寄付のもとブロックチェーンイノベーション寄付講座を開設すると発表した。三井住友フィナンシャルグループなどの企業が参画し、各社からの寄付額は総額9000万円に上る。

また、ジブラルタル大学は10月、ブロックチェーン関連の教育コース開発に焦点を当てた諮問グループを設置した。政府、ジブラルタル大学、同国に拠点を置く複数の大手テクノロジー企業が共同イニシアティブとして「教育における新技術」グループを設置したという。

ちなみにビットフューリーは今月6日、欧州に拠点を置くベンチャーキャピタルのコレリア・キャピタルが主幹事となった最新の資金調達ラウンドで8000万ドル(約90億円)を調達したと発表している。また同社はこのほど、投資銀行業界の有力者であるアントワーヌ・ドレッシュ氏を取締役に、米証券取引委員会(SEC)のアネット・ナザレス元委員を諮問委員に任命した。相場は弱気でも、着々と布石が打たれているようだ。