ビットコインのボラティリティ
 仮想通貨市場が急落した去年11月以来の低水準

13日の仮想通貨相場はまちまちの展開。主要仮想通貨の値動きが限定的である一方、匿名通貨のダッシュ(DASH)が約9%、Zcashが5%以上上昇し、VeChain(ヴィーチェーン)8%以上のプラス。「アルトコインの季節」が到来したという見方を裏付けた。一方、ビットコインはボラティリティ(変動幅)の低下が止まらず、仮想通貨相場が急落した去年11月の水準に到達した。

(出典:Coin360

12日付のフォーブスが仮想通貨のディーラーSFOXのデータを引用したところによると、ビットコイン/米ドルの30日間ヒストリカルボラティリティが去年11月14日以来の低水準をつけた。

(出典:SFOX via フォーブス「ビットコイン/米ドルのボラティリティ」)

その前は、2017年5月までこれほどのボラティリティの低さは記録されなかった。

去年11月14日といえば、ビットコインキャッシュのハードフォークの前日。それまで6500ドル付近で推移していたビットコインは11月中旬以降で急落し、11月だけで37%のマイナス。月間で2011年4月以来の下げ幅を記録した

フォーブスによると、米投資会社ブロックフォース・キャピタルの最高投資責任者は、次のように話したそうだ。

「11月に大幅下落を経験した。現在、投資家がビットコインに対して静観を決め込む中、マーケットは再び平均より低いボラティリティ環境に戻っているようだ」

既報の通り、ブルームバーグのアナリストは「業界全体がさらに下落するための機は熟した」とし、2018年の11月に急落した時の相場状況と似ていると分析している。