仮想通貨ビットコインの手数料 3年ぶりの低水準 スケーリングは順調か

仮想通貨ビットコイン(BTC)の手数料が3年ぶりの低水準をつけた。ビットコインをはじめ仮想通貨相場の低迷が1年ほど続いているが、将来的な普及に備えビットコインのスケーリング(規模の拡大)によるコスト削減は着々と進んでいるようだ。

仮想通貨研究者のケビン・ルーク氏によると、ビットコインネットワークの手数料は2015年10月以来の低コストになっている。

ルーク氏は、現在は3年前より75%多くの取引があるにもかかわらず低コストを達成したと指摘し、ビットコインネットワークの効率が良くなってきている証拠だと評価した。

昨年10月には、ビットコインのスケーラビリティ問題の改善を目指す技術SegWitでの取引数が、全体の54%近くに上昇。また、セカンドレイヤーを使ってスケーリング問題に対処するライトニング・ネットワークも成長を続けている。1MLによると、ネットワーク全体の容量は558.24BTCと500BTCを突破し、過去24時間でも23%上昇している。

ビットコインとは、仮想通貨の一種。サトシ・ナカモトによって提唱・開発され、2009年にオープンソースのソフトフェアとしてリリースされた。円やドルといった従来の通貨は政府や銀行による中央集権的管理の下、信用を確保してしてきたが、ビットコインは分散型の台帳管理を可能にするブロックチェーン技術の下、非中央集権的な通貨として誕生した。結果として従来型の通貨管理の弱点であった、膨大な管理コストやセキュリティの脆弱性を克服した次世代の通貨として注目されている。

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