トレーダーはクリスマスの「サンタラリー」実現に期待を検討していたが、ビットコイン(BTC)は12月24日に51,500ドルで勢いを失った。
Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、BTCは12月23日から上昇し、約6%の上昇となった。直近のレジスタンスは51,500ドルを少し上回った位置にあるようだ。
上昇ラリーの強さや、それが長く続くかどうかについては、トレーダーの間で意見が分かれている。
仮想通貨アナリストのfilbfilbは、資金調達率の低く、トップトレーダーがロングに転じている点を指摘し、先行きについて楽観的な理由として挙げている。
一方、アナリストのRekt Capitalは、現在の反転はビットコインが2021年の大部分にわたる下降ウェッジの上限を「再テスト」していると指摘している。BTCは9月末にウェッジから上抜けている。
デリバティブ取引所Deribitのリサーチ部門のデータによれば、ファンドが1月にビットコイン価格が5万ドル半ばになることについて強気になっているという。同社は12月24日、「ニューイヤープレイに追加資金が飛び込んでいる」とツイートしている。
ETHは4,000ドル超え
最大のアルトコインであるイーサリアム(ETH)は4,000ドルを超える水準にまで戻ってきている。また時価総額上位のアルトコインでは、テラのLUNAトークンなどが良好なパフォーマンスを見せている。
例外はリップル(XRP)でフラットな動きとなっているが、それでも週の初めには独自の上昇ラリーの動きを見せた。
仮想通貨アナリストであるマイケル・ファン・デ・ポッペ氏は「人々が再びアルトコインを購入したいと思うようになっている」と足元の動きを要約している。