クリスマスの仮想通貨相場 底はいつ見える?ビットコイン、リップル、イーサリアムのテクニカル分析

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングの動きにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCによって提供されています。

クリスマスは一部のトレーダーにエールを送ったようだ。仮想通貨市場全体の時価総額は、15日の1010億ドルからクリスマスイブには1430億ドルまで増加。約29%の上昇を記録した。

最高値からはまだまだ遠いが、過去2、3日の動きを見ると、仮想通貨相場の底は近いようだ。イーサリアムの共同創業者であるジョセフ・ルービン氏は、先週末に2018年の「クリプトボトム」を宣言した。

現在の反発が一定の水準まで続いた後、市場参加者は、よりファンダメンタルな要因に目を向けるようになるだろう。その上でやはり注目されるのは、機関投資家の興味関心だ。数多くのビッグネームが名乗りを上げているものの、具体的な行動はまだ伴っていない。

マーケットは、新たな商品の発表や規制の透明化、相場の底に望みをかけている。それらが揃えば、2019年に機関投資家を引きつけられるからだ。

では現在の水準でトレーダーはポジションを維持するべきだろうか?利益確定をするべきだろうか?みてみよう。

BTC/USD

ビットコインは現在、4255ドルでレジスタンスに直面している。しかし、20日間EMA(青色)を超えたのは、ポジティブ材料だ。

BTC/USD

(引用元:TradingView

4255ドルを突破したら、4500ドルまで上昇するかもしれない。50日間SMA(赤色)は下げに転じていて、ちょうどこの水準付近にある。このため、強気派がこの水準を守ると考えられる。

短期トレーダーは、4500ドルに近いポジションで75%以上の利益を確定することを提案する。残りのポジションは、この水準に近いところでストップロスをかけるとよい。もし50日間SMAを越えれば、4914.11ドルまで上昇するかもしれない。ただ実現可能性は低いだろう。

下落局面では、20日間EMAが力強いサポートになる。その下は、3787.33ドルだ。このゾーンが破られたら、さらなる安値にトライする展開になるかもしれない。

長期的なBTC/USD トレンドは未だに下がったままだ。ただ、短期は変わった。もし次に下落しても3787.33ドルより上が維持できれば、さらなる反発が期待できる。また、15日の安値が底だったと確認できることになる。今後2、3日の動きが重要になるだろう。

XRP/USD

リップルは、0.4ドルを上回った。強気サインだ。今度は下降型チャネルのレジスタンス線に到達するかもしれない。ここが、やっかいなレジスタンスとして立ちはだかるだろう。

XRP/USD

(引用元:TradingView

20日間EMA(青色)が上昇し、50日間SMA(赤色)が横ばいになった。RSI(相対力指数)は、買われ過ぎの水準にある。トレンド変換を示しており、0.24508ドルでつけた底が破られる可能性は低いことを示している。

上昇局面でXRP/USDは、0.5ドル付近でレジスタンスに直面するかもしれない。この水準で、部分的に利益獲得をし、残りのポジションのストップロスを上げた方がよいだろう。この水準を突破したら、0.565ドル、0.625ドルまで上昇するかもしれない。それゆえ、0.5ドルで全てのポジションを閉じるのはオススメではない。

もし20日間EMAを下回れば、我々の強気な見方は無効となる。

ETH/USD

イーサリアムは、136.12ドルを楽に超え、大きなレジスタンスである167.32ドルに近い水準にある。136.12ドルで利益確定したトレーダーは、残りのポジションを167.32ドルで閉じても良いだろう。我々は、この水準で反落するか、保ち合いになると考えている。もし167.32ドルを突破したら、211ドルまで上がるかもしれない。

ETH/USD

(引用元:TradingView

20日間EMAは上昇し、50日間SMAは横ばいになった。RSI(相対力指数)は売られ過ぎから買われ過ぎの水準に上昇。短期のトレンドに変化があったようだ。

もし次の下落時にどちらかの移動平均線でサポートをえられれば、底が83ドルだったことを確認できるだろう。ETH/USDはもうしばらくレンジ相場が続き、そのあとに、上昇トレンドに転じるだろう。