ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

米国の仮想通貨取引所コインベースの英国部門トップ、マーカス・ヒューズ氏は、今後2年間でのビットコインは大きく発展するだろうと予測した。根拠は規制の透明性が高まることへの期待だ。ヒューズ氏は、EUが今年仮想通貨に対して、より定義づけされた規制の枠組みを発表するとみている。規制が整備されたあとは、機関投資家の流入が期待できるというわけだ。

また、英国を拠点を持つ投資家と起業家のアリスター・ミルン氏は、ビットコインがいずれ最高値を更新することに自信を見せた。今後もビットコインの普及が加速すると言うのが理由で、今後100年は生き残るとみている。

上昇相場では価格が上がりすぎる現象が起きるのと同じように、下落相場では価格は下がりすぎるものだ。仮想通貨取引所バイナンスのジャオ・チャンポンCEO(通称CZ)は、仮想通貨では様々な進展が見られていると指摘し、現在の価格が過小評価されていると示唆した。

トレーダーは買い始めるべきだろうか?見てみよう。

BTC/USD

ビットコイン(BTC)は、1月10日以来、2つの移動平均線を下回った水準で取引している。反発を試みても、移動平均線の付近で売り圧力に押されるようだ。弱気のサインだ。Higher high(高値の切り上げ)にはならなかった。

BTC

(引用元:TradingView

もし3236.09ドルを下回れば、下降トレンドの継続を確認するLower Low(安値の切り下げ)になるだろ。もし4255ドルを上回れば、上昇基調になるだろう。それまでは全ての反発はレジスタンスレベルで売られることになる。

BTC/USDが下降トレンド線を突破し、その上の水準で推移すれば、トレンド変化の兆しと考えられる。4255ドルを超えてスケールすれば、回復力はさらに高まるだろう。

我々は3236.09ドル付近で鋭い反発が見られたら、ロングポジションを提案するだろう。安値における強い需要を示しているからだ。また4255ドルを突破したら、新たなトレードを始めるサインになるかもしれない。それまで静観しよう。

XRP/USD

リップル(XRP)は1月11日以降、タイトなレンジで取引を続けている。長く続きそうにはないトレンドだ。ここ2、3日でどちらかに抜けるだろう。

XRP

(引用元:TradingView

二つの移動平均線は下降トレンドにあり、RSIはネガティブな領域にある。売り手の勢いが強いのだろう。もし、レンジを下回れば、XRP/USDは0.27795ドルまで下がる可能性がある。

一方、もし移動平均線と下降トレンド線を上回れば、リップル(XRP)は0.4ドルまで上昇するかもしれない。強気派のパターンが見られるようになるまで、静観しよう。

ETH/USD

イーサリアムは、20日、直近のサポートである116.3ドルを下回った。ただ、マイナスは長続きせず、すぐにサポートレベルを回復した。

ETH

(引用元:TradingView

もしETH/USDが高値で買い手を見つけられずに方向転換できなければ、 107.51ドルまで下がるかもしれない。このサポートが崩れれば、次は83ドルが見えてくる。下降トレンドが続く20日間EMA(青色)と同様にRSI(相対力指数)はネガティブな領域にあり、弱気派が短期的には優勢なようだ。