11月11日にビットコインは8700ドルに早くもリターンした。
11日の午前1時過ぎに急上昇して3日ぶりに9000ドルを回復したものの、13時過ぎから下落を開始。9000ドル台での推移は半日も持たず、上昇分をすべて吐き出した。
(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(1日)」執筆時点11月11日17時30分)
時価総額トップ10で好調なのはステラ(XLM)。コインチェックへの上昇を明日に控えるステラは、3%以上のプラスで推移している。
「独身の日」の発表はなし
11月11日は中国で「独身の日」と呼ばれており、ネット通販の売上高が年間を通して最も多い日として知られている。
今年の独身の日も好調で、電子商取引大手アリババは1時間余りで1000億元(約1兆6000億円)の売り上げを記録したという。
一方、今年の独身の日に合わせて中国人民銀行がデジタル通貨を発行するのではないかと報じられており、仮想通貨業界もこの日を注目していた。現時点ではデジタル人民元関連で新たな動きは出ていない。
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一方、8日にビットコインが急落した際には、CMEビットコイン先物のギャップ埋めを指摘するアナリストもいた。
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