主要な仮想通貨はすべて下落、中国での規制強化を懸念か

 仮想通貨市場は22日、主要なコインすべてが下落する展開となった。シンク・マーケットのチーフアナリスト、ナエーム・アスラム氏によれば、規制への関心が高まっていることでビットコイン(BTC)は8500ドルを超えるのに苦戦しているという。

「最近の売りは、中国ではICOが依然として活発であるというニュースから、今後中国がより厳しい規制を導入する懸念があるためだ」

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 中国の工業情報化部が最近公表した報告書で、ICOやネズミ講、不正行為は「無視できないリスク」であると指摘している。報告書は、現在の状況をインターネットの黎明期と比較し、市民に対して「過度な投機」や「嘘の宣伝」に注意するよう呼び掛けている。

 中国の規制強化への懸念に加えて、ニューヨークでのブロックチェーンウィークとコンセンサス・カンファレンスに伴う相場上昇が不発だった。ファンドストラット共同創業者のトム・リー氏は、BTC価格のポジティブな予想で有名だが、カンファレンス後に反騰が起こるとする予想が間違っていたと認めた

 8500ドルを超えるのは難しい状況だが、8000ドルのサポートはいまだ健在だ。「マーケットウォッチ」によれば、レンジが狭まるにつれて、ブレイクアウトの可能性が増しているという。約6週間にわたって、BTCは7800ドルから1万ドルの間で取引されている。記事執筆時点で、BTCは8095ドルで取引され、過去24時間で4.25%下落した。

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 イーサリアムも下落し、過去24時間で6%超下落し653.79ドルで取引されている。先週、アップルの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアック氏は、アップルとイーサリアムを比較して論じ、「興味深い。それ〔イーサリアム〕はプラットフォームであり、何かをすることができるからだ」

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 主要なアルトコインも全面安となった。ライトコインは3.74%下落し、129.78ドルとなった。ビットコインキャッシュ(BCH)も7.48%下落し、1145ドルで取引されている。EOSも6.42%下落、リップルは3.24%の下落だった。