ビットコイン(BTC)は、11月12日に8800ドルのレジスタンスに跳ね返され続けている。アナリストの中からは、強気相場を確認するには9000ドル台に乗せることが条件という声が出ている。

(出典: Coin360 11月12日18時50分時点)

9000ドル突破への勢い欠く

ビットコインは12日、8700ドルと8800ドルという狭いレンジでの取引が続いた。過去24時間での最安値は8630ドルだ。

(出典: Coin360「ビットコイン/米ドル(1日)」11月12日18時50分時点)

アナリストの中からは、現在のレンジ相場はさらなる下落相場の前兆という見方も出ている。

コインテレグラフのレギュラーコメンテーターであるマイケル・ファン・デ・ポッペ氏は、8400ドルまで下落する可能性を指摘。「強気派にとって、9050ドル突破が必要だ」と述べた

ポッペ氏は、現在のレンジ相場について強気派と弱気派の格闘と表現している。

テクニカル分析で定評のあるアレッシオ・ラスターニ氏も、この分析にほぼ同意している。10日に9000ドル付近にある21EMAを下回ったことを受けて弱気相場へのリスクが高まっている可能性があると警告し、次の数日間が正念場という見方を示した

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン