ビットコイン(BTC)は1月7日に史上最高値を更新し、4万ドルが射程に入ってきた。

ビットコイン価格は3万7800ドルに
Cointelegraph MarketsやCoin360、TradingViewのデータをみると、米ワシントンDCで抗議者が議事堂に侵入したことを受け、ビットコインはさらに上昇したようだ。 ビットコインは力強い上昇を見せ、3万7800ドルの高値を記録した。
その後、BTC価格は3万7000ドル近辺で推移しているが、ビットコインは4万ドルまであと10%上昇すれば到達する位置にまでなった。

オーダーブックの最新のデータによると、3万8000ドルが大きなレジスタンスとして待ち構えており、3万9500ドルでも大きな売り圧力があるとみられる。

仮想通貨アナリストのミカエル・ファン・デ・ポッペ氏は、自身のユーチューブ配信の中で、「驚くべき、素晴らしい年だ」とコメントしている。
ポッペ氏は、現在の値動きは驚くべきものだが、「健全な調整」の可能性が高まっているとも付け加えている。
「それは悪いことだろうか?いいえ、ビットコインが上昇するにつれて、より多くのマネーが市場に流れ込み、より多くのマネーがアルトコインに向かっている」と、彼は続けている。
アルトコインでも上昇
主要なアルトコインでも高パフォーマンスを見せている。第2位の仮想通貨であるイーサリアムは3年ぶりに1200ドルに達し、こちらでも過去最高値更新が射程にも入ってきた。米証券取引委員会(SEC)との訴訟問題に直面しているXRPでも27%の上昇と、意外な動きを見せている。
ステラ(XLM)も上昇を続け、0.34ドルに達した。週間でのパフォーマンスは170%を超えた。
ビットコインの時価総額でのドミナンスは68.5%となっており、週初の69.7%から減少している。
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