ビットコイン(BTC)価格のボラティリティはほぼゼロの状態が続いていた。特に9,000ドルの重要なサポート付近にあったときに、ボラティリティは減少していた。

しかし、7月21日にビットコインはついに動き出した。BTC価格は、9,100ドルから9,400ドルまで急騰した。これはボラティリティが戻ってきたのか、それとも単なる一時的な異常値なのか?詳しく見てみよう。

9,000ドルの重要なサポートを維持

ビットコインの価格は9,000ドルの重要なサポートを維持し、上昇に転じた。ただし、BTC価格はいまだに上昇トライアングルの内部にある。

これはBTC価格が、3月12日の暴落以降、継続的にハイアーローを付けていることを意味する。それ以来、以前のすべてのレジスタンスレベルがサポートとなり、強気のサポート/レジスタンスの逆転を開始し、さらに上抜きの動きが続いている。

出典: TradingView BTC/USDT 日足チャート

維持すべき重要な領域は、8,900~9,000ドルの範囲だった。最近の8,500~8,800ドルの安値はサポートに転じ、その後8,900~9,000ドルのレンジでも同じことが起こった。

同様に、ビットコイン価格は依然として100日間および200日間移動平均線(MA)を上回っており、これは強気のシグナルだ。ビットコイン価格が、これらのMAを上回っている限り、市場は強気の領域にあるといえる。

しかし、ビットコイン価格が依然として大きなレンジ内で動いていることを考えると、突然の急騰が起こることは考えにくい。

出典: TradingView BTC/USDT 4時間チャート

チャートに示されているように、ビットコインがいまだテストしていないレベルまで戻れれば、1000ドルのローソクの可能性が高くなる。

それまでは、継続的なレンジ内の値動きとなる可能性が続くだろう。この場合、以前のすべてのレジスタンスレベルが突破できるかどうかを試すことになるだろう。

前月のまだ試されていないレジスタンスレベルは、9,650ドル、9,800ドル、そして10,100ドルだ。ビットコインの価格が10,100ドルの壁を突破したら、急騰とともにさらなる上昇が続くことになるだろう。

9,200ドルのレジスタンスは21日に突破することができた。そして9,400ドルのレジスタンスゾーン付近まで上昇している。

ビットコインの強気シナリオ

出典: TradingView BTC/USDT4時間チャート 強気シナリオ

強気シナリオは、1回の上昇で9,600ドルまで達して上昇が継続するパターン、もしくは上昇が続く前に一時的な調整の動きがあるパターンだ。

その点で、9,200ドルのレベルを再テストすることは一般的ではないだろう。そのような再テストが発生した場合、次の圧縮とブレイクアウトではおそらく9,600ドル、そして9,800ドルへの扉を開くだろう。

チャートが示すように、これらの動きは市場が以前に目撃したものとは正反対だ。過去1ヶ月間に市場は全体的に下落したが、今週はこれとは逆の傾向がある。

現在、維持するべき重要なサポートは9,200ドルだ。

ビットコインの弱気シナリオ

出典: TradingView BTC/USDT 4時間チャート 弱気シナリオ

弱気シナリオにおいても、9,200ドルは重要なピボットとなる。このシナリオでは、ビットコインが9,400ドルを超えることなく、9,200ドルのサポートを失ってしまうことになる。

その場合、上昇トライアングルが無効になるため、さらなる下落が予想される。

ここで注目すべき重要なレベルは、9,200ドルだ。ここを下抜けてしまえば、8,400~8,700ドルの領域をテストし、さらに7,500ドルまで下落する可能性が出てくる。

全体として、市場は9,200ドルを維持している限り、上昇の勢いを維持することができるだろう。これにより、新しい年初来高値をテストする可能性が高まるだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。