ビットコイン(BTC)価格は、一時9,235ドルまで上昇したものの、その後反落し、足元では9,200ドルのレジスタンスを下回って取引されている。

出典: Coin360

ビットコイン価格は20日間移動平均(MA)と、6月1日の高値10,380ドルからの下降トレンドラインを下回ったままだ。ビットコインが10,400~10,500ドルを突破して終値を付けるまでは、BTC価格が8,800ドルのサポートを下抜けてしまうリスクが存在する。

出典: TradingView BTC/USDT 1時間チャート

1時間足のチャートでは、ビットコインが9,200ドルのレジスタンスをわずかに上回った後に反落したことがわかる。下降トレンドラインがBTCのレジスタンスを形成しているようだ。

デイリーのタイムフレームでは、相対力指数(RSI)は50を下回っているが、MACD(移動平均収束拡散法)では売りが減少し始めていることを示している。MACDはフラットになり、シグナルラインに近づき始めている。

出典: TradingView BTC/USDTデイリーチャート

現在、ビットコインは下降チャネルのトレンドラインと20MAを下回っているが、もし強気派が大量の取引高増加を処理できた場合、BTC価格は9,600ドルのVPVR(可視範囲出来高)のノードを上回り、9,200~9,500ドルの領域をサポートに転換させることができる可能性がある。

短期的に9,400ドルを突破することができなかった場合、8,900ドルのサポートまで下落する可能性がる。

ボリンジャーバンドのインジケーターは、毎日のタイムフレームでは取引高が低いにもかかわらず、取引レンジが狭くなるにつれて蓄積が続ていることを示している。これはボラティリティの増加が到来しているというシグナルだ。

リスク回避型のトレーダーは、ロングポジションもしくはショートポジションを開始する前に、4時間足もしくは日足で9,400ドルで終値を付けるのを待つことを検討してもいいだろう。9,600ドルと10,000ドルでは、これまでBTCは反落しているため、9,600ドルのVPVRのノードを突破できるかどうかはリスクが伴うものになるだろう。

ロングを検討しているトレーダーは、8,900ドルからの反発、あるいはこの主要サポートの下抜けを待ってもいいだろう。一方、弱気派は9,400ドルから9,600ドルまでの間でショートポジションを開始する可能性がある。

出典: Coin360 ビットコインの価格チャート

ビットコイン価格は横ばいとなっているが、アルトコインの一部は上昇しているものもある。

Crypto.comコイン(CRO)は6.62%上昇し、コスモス(ATOM)とEnjinコイン(ENJ)はそれぞれ4.2%、12.2%上昇した。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン