ビットコインが1000万ドルに達し、企業に不滅性をもたらす＝マイケル・セイラー氏

ビジネスインテリジェンス企業マイクロストラテジーの共同創業者であるマイケル・セイラー氏は、ビットコインが1BTCあたり1,000万ドルに達し、中国全体がこの仮想通貨を支持するようになると主張している。この予想は、Robin Seyr氏の84分間のポッドキャストインタビューでの発言だ。

経済的擬似科学

上記の動画のイントロでは、セイラー氏が「ビットコインの価格は1コインあたり1,000万ドルに上がる」との大胆な価格予測を示す場面が映し出されている。

「完璧なお金と不完全なお金の違いは何か？完璧なお金は経済的な不滅性だ。不完全なお金は、私たちが短く残酷な人生を送ることにつながる」

セイラー氏の主張の主なポイントは、ビットコインが未来の通貨であり、社会にとって企業の不滅性を提供するものであるということだ。彼は、「あなたの会社を永遠に存続させることができると言ったらどう思うか？」と問いかけ、ビットコインの導入により、それまでの経済は全て時代遅れになると語った。

「サトシ以前の経済学は擬似科学であり、準宗教的なリベラルアートであり、人々の意見や偏見、バイアスに満ちている。サトシ以前の経済学者たちは、貝殻やガラス玉、紙片、信用証書を使って経済の法則を解明しようとしていた」

最終的に、セイラー氏の主張は、ビットコインに投資する企業は、従来の企業よりも長く存続する可能性が高いという点に集約される。

「企業の平均寿命は約10年だ。私たちは企業の死亡率を排除し、経済的な活力を10倍、100倍、もしかしたら100万倍に伸ばせる可能性について話している」

具体的にどのようにこれが実現するかについて、セイラー氏は中国の人々と政府がビットコインを受け入れると予測し、将来的に1ビットコインが1,000万ドルに達すると信じていると述べた。