北京を拠点とする仮想通貨マイニング大手ビットメインが、中国の税法に違反し北京市税務局から約3億7千万円の罰金を科されていたと報じられている

報道によると同社は中国の税徴収法に従って個人所得税を支払わなかったとされている。声明では、ビットメインの従業員給与、ボーナス、労働配当、手当などに関連する特定の税法違反が言及されている。

2013年に設立されたビットメインは世界最大の仮想通貨マイニング企業の一つで、仮想通貨マイニング専用のハードウェアやソリューション提供で知られる。

中国では仮想通貨は厳しく規制されているが、ビットメインのビジネスは好調のようだ。2022年12月には、同社最新のマイニング機器「アントマイナー」が販売開始から1分未満で完売したと報じられた。

ちなみにビットメイン創設者のジハン・ウー氏は2021年にビットメインを退社し、ビットディアという新しい仮想通貨マイニング企業を設立し、ビットメインから独立しているという。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン