米経済番組CNBC「スクアック・ボックス」の司会者ジョー・カーネン氏は23日、仮想通貨リブラのことが好きではない理由を並び立てた。

「リブラを理解したことはない。少しも好きではない」

「中央集権型だから好きではない」

「フェイスブックだから好きではない」

「みんなで沈まないようにしているから好きではない」

「デビッドカードと同じだから好きではない」

「本質的な価値がないから好きではない」

「何も好きではない」

これに対して「銀行口座を持っていない人たちにとっては便利だ」とその他の出演者が反論。出稼ぎ労働者がクロスボーダー(国をまたいで)で自国に安い手数料で送金できることは魅力的だと述べた。

これに対してカーネン氏は、分散型の管理システムを採用していないから、「マーク・ザッカーバーグがあなたのプライベートのデータや銀行口座を知ることになる」と反論。一方で、ビットコインについては、金と同じように「絶対に複製できない、偽造できないという価値がある」とし、そこがリブラとは違う点だと述べた。

リブラは100社からなるリブラ協会がそれぞれノードを立てて取引の管理をするプライベートブロックチェーン型になる予定だ。ただ、フェイスブックには大量の個人情報を流出させたこと過去があることなどから、フェイスブック主導で開発が進められていることを嫌がる米国人は多い。

カーネン氏は、ベテランのマーケットリポーターだが、以前からリブラは仮想通貨ではないと断言する一方でビットコインを称賛するなど、一部の仮想通貨ファンからは「ビットコイン・ジョー」と呼ばれ、神扱いされている。

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