中国商務省は7日、米中両国が相互の製品に課している関税を段階的に撤回することで合意したと発表した。CNBCが7日に報じた。「デジタルゴールド」と称されるビットコインはニュースを受ける形で下落した。
(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(1日)11月7日19時10分時点)
中国の高峰報道官によると、過去2週間に及ぶ貿易交渉の結果、「フェーズ1」と呼ばれる合意に到達したという。
ただ、トランプ大統領と習近平国家主席の階段が12月まで延期される可能性があり、今回の合意に関する署名も遅れる可能性があるという報道もある。
報道を受けてダウ先物は急上昇。ビットコインは下落した。
今年5月頃、米中貿易戦争が激化する中で株価は下落。一方、ビットコインは急上昇し「相関性がないビットコインが安全資産として本領を発揮している」と言われた。
最近では、ビットコインは安全資産ではなく「リスクオン資産」であり、米株価の最高値更新とともにビットコインも最高値を更新するという見方も出ている。
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SWELL初日 XRPは急落
一方、時価総額3位のXRP(リップル)は5%近く急落。0.29ドルを下回った。
今日はリップル社が主催する大型カンファレンスSWELLの初日だった。リップルネット加盟企業が300社を突破するなど、様々なアナウンスがされていた。