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仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)は、グーグル上の関心において半減期前の水準に戻った。5月30日現在、グーグルトレンドにおけるビットコインの検索関心は4月中旬の水準で推移している。4月中旬は、ビットコインが数週間かけて6800ドルから1万ドルにかけて回復した時期だ。

(出典:Google Trends「グーグル検索関心「ビットコイン」(世界)」)

5月12日の半減期以降、ビットコインへの関心は低下が続いていたが、最近は盛り返している。

新型コロナウイルスによる経済不安が収まらない中、代替資産としてのビットコインの可能性に興味を持つ人が増えているのかもしれない。既報の通り、米国の著名資産家ポール・チューダー・ジョーンズ氏は、将来的なインフレを理由にポートフォリオの約2%をビットコインで持っていることを明かした。

恐怖&強欲指数は「中立」

データ提供会社オールターナティブ・ドット・ミーが提供する「仮想通貨の恐怖&強欲指数」も中立で推移している。

ビットコインが大暴落した3月は「極端な恐怖」のピークだったが、春以降に「恐怖」の水準で推移。現在は、中立モードになっている。

(出典:Alternative.me「仮想通貨の恐怖&強欲指数(3ヶ月)」)

オールターナティブ・ドット・ミーは、ボラティリティとモメンタム、取引量、調査、ドミナンスとトレンドの5項目をそれぞれ25%、25%、15%、10%、10%で計測。0(極端な恐怖)から100(極端な強欲)で日々数値を更新している。

ビットコイン 取引所から流出止まらず

一方、ビットコインの取引所からの流出が止まらない。

グラスノードによると、3月のビットコイン大暴落以降、世界の主要取引所が保有するビットコインの保有量が減少している。

最近もこの傾向は止まらず、現在の取引所のビットコインのバランスは1年以上で最も低くなった。英語圏で「ブラックサーズデイ(暗黒の木曜日)」と呼ばれる3月のビットコイン大暴落以降で、全体の12%以上に当たる32万BTCが流出した。

対照的にビットコインの大口投資家を意味する「クジラ」の数は増加。好意的な解釈としては、将来的な強気相場の再開を見据えて「ガチホ」を決め込んでいる投資家が増えたと言われる。

通常運行を続けるビットコインだが、きっかけ待ちと言えるかもしれない。