ツイッターのジャック・ドーシーCEOの優先順位が変わってきているのかもしれない。

ドーシー氏がCEOを務める二つの企業、SNSのツイッターとビットコインを含む決済サービスのスクエア(※)の時価総額が逆転した

※スクエア社はアメリカに拠点を置くモバイル決済を主軸とした会社。日本では三井住友フィナンシャルグループと提携している。

Twitterとスクエアの時価総額が逆転したという投稿

「ジャック・ドーシーのビットコイン決済が可能なスクエアがツイッター(ジャックの他の会社)を時価総額で超えた。スクエアが300億ドルでツイッターが250億ドルだ」

スクエアは、自社アプリのキャッシュで今年の1月からビットコインの取引を開始。それ以降、株価が右肩上がりで上昇している。

スクエア株の推移(引用元:Yahoo! Finance 「スクエア株の推移(年初来)」)

スクエアは一定数のビットコインを保有することで、利用者がすぐにビットコイン(BTC)の売買ができるようにしている。8月には米国の50州全てでビットコイン(BTC)取引を開始。スクエアの幹部は、「見えないところでビットコイン(BTC)利用者層は確かに拡大している」という見解を明かした。

一方、ツイッターは仮想通貨に対して厳しい姿勢を見せている。今年の3月ツイッターは、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)とトークン・セールの広告を禁止すると発表した

ジャック・ドーシー氏は仮想通貨の熱狂的な支持者として知られる。5月にはビットコインが将来、世界中、そしてインターネットで、単一通貨になるとの考えを示した