ビットコイン(BTC)は2月13日、強気派が42,000ドル以上を維持したことで、週足での高値更新が目前となっている。

BTC/USD 1-hour candle chart (Bitstamp). Source: TradingView

CMEの窓に戻る

Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータでは、BTC/USDが週末に狭いレンジで動いている。

価格は一時42,000ドルを割り込んだ後、回復した。先週のビットスタンプでの終値42,400ドルに挑戦している。

もし上回れば、終値は3週間ぶりの高値となる。しかしおそらく、先週と、今週の終値の差は数百ドルの違いとなるため、トレーダーは慎重な姿勢を崩していないようだ。

コインテレグラフに寄稿する仮想通貨アナリストのマイケル・ヴァン・デ・ポッペ氏は、月曜日のCME先物開始が短期的な価格目標を決定する可能性があると主張した。

「週末のビットコインの動きに惑わされてはいけない。結局、価格は金曜日のCME終値に戻るだろう」

CME先物は金曜日に42,390ドルで終了しており、先週のスポット価格の終値とほぼ同じだ。

CME Bitcoin futures 1-day candle chart. Source: TradingView

横ばい相場で際立つXRP

ビットコインが落ち着いた状況だったことから、時間外取引のトレーダーが大きく動かなかったことがアルトコインに影響している。

時価総額上位10銘柄の仮想通貨のうち、XRPのみが大幅な上昇を遂げ、記事執筆時点までの24時間で6%以上上昇し、週間リターンは25%以上となった。

XRP/USD 1-day candle chart (Bitstamp). Source: TradingView

XRPの主要保有者であるリップル社と米国規制当局との間で、XRPの証券としての地位をめぐって訴訟で好材料が出たことが影響している。