仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)は2週間ほど9000ドル台を推移している。強気派も弱気派も具体的な動きが見せられない中で、9400ドル付近に大きなレジスタンスがあることが指摘されている。
(出典:Coin360 6月22日 午前11時10分)
仮想通貨トレーダーのCoiner-Yadox氏によると、仮想通貨取引所バイナンス(Binance)に9450ドル付近に大量の売り注文があることを指摘。この売り注文は1300BTCで構成されている。1300BTCは約13億万円だ。
There is something fishy going on right now, and I don't really get what.
— Coiner-Yadox (@Yodaskk) June 21, 2020
A 1300btc sell wall at 9450 on binance suppressing price, and a refilling 500 btc buywall on coinbase at 9200 pic.twitter.com/AXUwe5taNI
買い側の需要もまだ大きく
9400ドルにレジスタンスがある一方で、9000ドルから下落していないことは、買い手の需要がまだ大きいことも示している。著名投資家のアリスター・ミルン氏は、ビットコインの61%が「ガチホ」されていることや、ビットフィネックス上では売りよりも買い注文が勝っていると指摘した。
現在の価格帯から700ドル分までは売りよりも買い注文が2倍以上あることが示されている。
ビットコインについては、今後数ヶ月で新たな投資家の参入が増えることが指摘されるなど変動要因は他にもある。
既報の通り、グラスノードによると、ビットコインの実現時価総額は1066億3000万ドル(約11兆4000億円)と3月の大暴落前に記録した過去最高を塗り替えたことが示された。
”実現”時価総額は、それぞれのコインを「最後に動かされた時(2つの異なるアドレス間で移動した時)の価値」で測る。例えば、あるビットコインが最後に動かされた時が2017年だった場合、現在の価格(例えば9500ドル)ではなく当時の価格(例えば2500ドル)で計測する。
ただ、実現時価総額の上昇は、多くの投資家の参入により短期での過熱感を示しているとの指摘がある一方で、中長期的には「価格はまだ過去最高ではないが、投資家の確信は高まっている」との見方も出ている。