ビットコイン価格が日本時間で7日、14400ドルまで続伸し高値更新した。一日で2500ドルの上昇となり、ビットコインが誕生して以来最大の24時間上昇幅となった。

 最大の材料となっているのはシカゴオプション取引所やCMEで10日と18日にひかえるビットコイン先物取引の上場だ。また、ナスダックと東京金融取引所もこれに続くとみられており、金融機関と個人投資家の両方にビットコイン取引が普及する期待感が高まっている。

 個人向け証券会社の米TDアメリトレードやアリーインベスト社なども、顧客に対してビットコイン先物取引サービスを提供する予定だという。

 また、個人投資家の流入もビットコインを押し上げている可能性がある。米個人投資家に人気のコインベースが運営するGDAXでは、他所と比べビットコインに500ドル程度高い値段がついている。直近の値上がりを見て参入する個人投資家が増えていると見られる。