インド政府は火曜日、320億ドル(3.6兆円相当)を同国の銀行に投入し資本増強する計画を発表した。

米CNBCは米投資銀行ゴールドマンサックスの予測を引用して、今回の巨額の救済措置はインドの国内総生産の1.3%に匹敵し、同国の経済成長を促すと伝えた。

同行は最大で5%のGDP成長を予測している。

インドの金融機関は、ここ数年間でより一層、投資家を心配させてきた。

今回のインド政府による発表に先立ち、今月上旬、大手格付け会社フィッチ・レーティングスは、資本増強がなされない場合に起こるインド国内の銀行の将来に警鐘を鳴らしていた。

「インド政府は巨大な不良債権と弱い供給範囲、乏しい融資伸び率などのシステム・リスクに取り組むために、必要最小限としても現状より著しく多くの資金を投入しなければならないと考えている。」