13日の仮想通貨ビットコインは一時7000ドルを回復したが、午前10時ごろに6600ドルまで急落した。足元では6661ドルとなっており、約10日ぶりの安値に落ち込んだ。今後の動きについては、大きな下落になると指摘する声も出ている。

ビットコイン1日

(出典:Coin360 「BTC/USD 1日」4月13日午前10時45分)

仮想通貨データ提供サイトであるSkew(スキュー)によると、今回の大幅な下落で仮想通貨取引所ビットメックスで3000万ドル相当のロングが清算された。

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(出典:Skew

仮想通貨トレーダーのMacによると、現在の価格動向はこれまでの高値への反落の前兆となる可能性が指摘されている。投稿されたチャートでは今月20にかけて6600ドルまで反落し、その後、半減期に向けて7600ドル付近まで上昇することを予想している

ただ、現在の動きはさらなる大きな下落が起きると指摘する声もある。

仮想通貨トレーダーのMayne氏は13日、3月の暴落前に形成していた上昇ウェッジと同様の動きを見せていることを示すグラフを投稿した。

上昇ウェッジの動きについては、これまでも仮想通貨アナリストのThe Moonも指摘。過去に上昇ウェッジのサポートラインを下抜ければ、4000ドルまで下落する恐れがあると述べていたことを振り返り、足元では、このサポートラインを下抜けていることから、下落の可能性が高まったとみている。