ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
BTC/USD
ビットコイン(BTC)は過去2、3日間、上昇を試みてきたが、次のレジスタンスである4255ドルにはまだ到達できないでいる。下降局面では、20日間EMA(青色)がサポートになり、その下にはアップトレンド線がある。
二つの移動平均線は上昇トレンドにあり、RSI(相対力指数)はポジティブな領域にある。強気派の勢いが強いようだ。
(引用元:TradingView)
もしBTC/USDが次の2、3日で4255ドルを超えなければ、トレーダーは利益確定に動き、下落圧力がかかるだろう。また、悲観的な弱気派が売りポジションを開始するだろう。
20日間EMA(青色)を下回れば、強気派の後退を示す最初のサインとなるだろう。もし50日間SMA(赤色)を下回れば弱気派はさらに勢いをつける。下降局面で注目すべき水準は、3355ドルで3236.09ドルだろう。もし3236.09ドルを下回れば、投資家心理を傷つけ、さらなるパニック売りを誘発するだろう。
一方、4255ドルを超えれば、ビットコインは勢いに乗るだろう。4255ドルを超えれば、ダブルボトムを形成し、5273.91ドルをターゲットに上昇するだろう。
ETH/USD
イーサリアム(ETH)は、大きな上昇型トライアングルパターンの中に小さな上昇型トライアングルを形成している。小さい方は、144.78ドルを突破したら完成するだろう。そうなったら163.68ドルがターゲットになるが、我々は167.32ドルまで上昇するだろう。
さらに上昇すれば、大きい方のトライアングルが完成し、ターゲットである251.64ドルを目指すことになる。
(引用元:TradingView)
しかし、50日間SMA(赤色)を下回れば、小さい方のトライアングルは無効になり、大きなトライアングルのトレンド線まで下がることになる。これをさらに下回れば、強気パターンは無効になり、ETH/USD は102.49ドルまで下がるかもしれない。
20日間EMA(青色)が横ばいでRSIは中立に近い。短期での保合いを示している。トレーダーは、125ドルでストップロスを置いた方がよいだろう。
XRP/USD
リップル(XRP)のボラティリティ(変動幅)はほとんどない。引き続き、移動平均線に近い水準で取引をしている。21日、上昇型トライアングルのアップトレンド線を割る動きが出たが、下値で買い手が現れた。トレンド線の上まで回復している。
(引用元:TradingView)
もしサポートを下回れば、ETH/USD は0.27795ドルまで下がるかもしれない。この水準で強いサポートが得られるだろう。もし、ここも下回れば、次のサポートは、0.24508ドルになるだろう。移動平均線がフラットでRSIは50近く。今後2、3日で保合いになることを示している。
一方、現在の水準から反発すれば、0.33108ドルまで上昇するかもしれない。その上では、下降型トライアングルのレジスタンス線を目指す可能性があるだろう。ここを突破すれば、トレンド変化だ。0.4ドルまで上昇するかもしれない。
トレーダーは、買いポジションを0.27795ドルより下のストップロスで守った方が良いだろう。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Bitcoin, Ethereum, Ripple, Litecoin, EOS, Bitcoin Cash, Binance Coin, Stellar, Tron, Cardano: Price Analysis, March 22