ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

弱気相場の底を予想するのは難しいが、多くの専門家が仮想通貨相場の底が近いと述べた。

コインテレグラフのインタビューに答えた仮想通貨投資会社BKCMの創業者ブライアン・ケリー氏は、ビットコインの価格は50%割安と発言。相場が底にある理由を複数あげた

また、中国の仮想通貨マイニングプールPoolinの創業者であるジュー・ファ氏が、ビットコイン(BTC)は500万元(約8100万円)をつける可能性があると大胆な予想をした

過去2、3ヵ月に何回か相場の回復が見られたが、長続きはしなかった。今回は本物だろうか?チャートを見てみよう。

BTC/USD

以前と異なり、ビットコイン(BTC)はレンジ相場を上抜けた。現在、下降トレンド線にトライしている。去年の11月以来、ここが手強いレジスタンスとなっている。ここを超えれば、今回の回復は本物で買い手を引きつけることを示すだろう。

下降トレンド線を超えた水準で取引を終えれば(UTC時間、日本時間はUTC+9時間)、トレーダーは理想的なポジションの3割を買っても良いかもしれない。ストップロスは、3200ドルより下においた方がよいだろう。上昇局面で注目すべき次のターゲットは4255ドルだ。

(引用元:TradingView

4255ドルを突破したら、上昇局面への転換を示唆するダブルボトムが形成され、5273.91ドルを目指すことになる。トレーダーは4255ドルを超えた時点で残りの70%を追加しても良いだろう。

対照的にもし4255ドルのレジスタンスを超えられなければ、BTC/USDのレンジ相場が続くことになる。もし3236.09ドルを下回れば、我々の強気な見方は無効になるだろう。

ETH/USD

イーサリアム(ETH)は2月17日にレジスタンスを超え、急上昇した。次のターゲットは167.32ドルだ。我々は利益確定を推奨していない。なぜなら、167.32ドルかそれ以上上がるとみているからだ。

(引用元:TradingView

20日間EMA(青色)が段階的に上昇をはじめ、RSI(相対力指数)が買われ過ぎのゾーンに到達した。強気派が優勢だ。現在、上昇型トライアングルを形成し始めている。

もしETH/USが現在の水準から下落し、134.50ドルを下回れば、我々の強気な見方は無効になるだろう。

XRP/USD

リップル(XRP)は、20日間EMA(青色)と50日間SMA(赤色)のを突破した。これはポジティブなサインだ。0.33108ドルまで上昇する可能性があるだろう。1月10日以来、0.33108ドルより下で推移してきたため、ここを超えれば、強気のサインと見て良いだろう。

トレーダーは、0.33108ドルを超えた水準で取引を終えれば(UTC時間、日本時間は+9時間)、ロングポジションを持ち始めて良いだろう。ストップロスは0.275ドルか。このトレードのターゲットは0.4ドルからそれ以上だ。

(引用元:TradingView

対照的にXRP/USDが直近のレジスタンスに跳ね返されたら、2、3日、レンジ相場が続くかもしれない。0.27795ドルと0.24508ドルの重要なゾーンを下回れば、下降トレンドが再開することになる。

二つの移動平均線は横ばいでRSI(相対力指数)は50に近い。短期的には保合いが続くことになるだろう。