ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

BTC/USD

ビットコイン(BTC)のトレンドははっきりせず、底も確認できていない。2つの移動平均性は横ばいで、RSI(相対力指数)は、中間点のちょうど上にある。強気派と弱気派が均衡している。

BTC/USD

(引用元:TradingView

上昇局面で注目すべき重要なレジスタンスは、下降トレンド線だ。ここを上回れば、BTC/USDは4255ドルをつける可能性がある。この水準をさらに上回れば、上昇局面への転換を示唆するダブルボトムが形成され、5273.91ドルを目指すことになる。

対照的に下降局面では、3236.09ドルと3355ドルのサポートゾーンを下回れば、下降トレンドが再び始まることになる。その場合、3000ドルが心理的なサポートとして機能するだろう。もしそこを下回れば、2600ドルまで下がるかもしれない。

下降トレンド線を上回るまで、我々は買い推奨を控える。

ETH/USD

イーサリアム(ETH)は、過去3日間、50日間SMA(赤色)近くで推移した後、その水準を上回ろうとしている。50日間SMAの次のレジスタンスは、134.5ドル。それら二つのレジスタンスを突破したら、イーサリアムは167.32ドルまで上昇するかもしれない。

ETH/USD

(引用元:TradingView

一方、ETH/USDは、116.3ドルのサポートを下回れば、勢いを失うだろう。さらにもし103.2ドルを下回れば、トレンドはネガティブになり。我々は、ストップロス100ドルでロングポジションを持つことを推奨する。

二つの移動平均線が横ばいで、RSI(相対力指数)がちょうど中間点の上にある。今後2、3日間で、よりはっきりとした展望が見えるだろう。

XRP/USD

リップル(XRP)は、下降トレンド線近くにあるが、まだその水準を突破できていない。ちょっとした良いニュースがあるとすれば、サポートである0.27795ドルまで調整していない点だろう。

XRP/USD

(引用元:TradingView

20日間EMA(青色)は横ばいになり、RSIは中間点のちょうど下だ。短期的には、買い手と売り手の需要が均衡していることを意味している。XRP/USDは、今後2、3日間、0.27795ドルと0.33108ドルのレンジ相場が継続することになるかもしれない。

0.33108ドルを上抜ければ、トレンド変化の兆しがあるかもしれない。その場合は、0.38ドルまで上昇する可能性がある。その上は、0.4ドルだ。それゆえ、我々は0.33108ドルより上でロングポジションを持つことを提案する。

対照的にもし0.27795ドルを下回れば、今年最安値の0.24508ドルまで下がる可能性が出てくる。