ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
BTC/USD
予想通りビットコイン(BTC)は、最初のトライで5900ドルのレジスタンスを突破できなかった。しかし、そこから崩れなかったのは評価できる。強気派は、5600ドルより上で価格を維持しようとしている。ポジティブなサインだ。
2つの移動平均線は上昇傾向にありRSI(相対力指数)は買われ過ぎのゾーン近くにある。強気派の支配力が強いことを示している。もし5900ドル付近で保合いが続けば、6480.54ドルまで上昇する可能性が高まる。
我々は、6000ドルと6480.54ドルのゾーンで手強いレジスタンスに直面するとみている。調整かレンジ相場が開始されるかもしれない。
(引用元:TradingView)
5600ドルを下回れば、20日間EMA(青色)でサポートを見つけるだろう。BTC/USDは、20日間EMA(青色)を2月8日に突破して以降、2日続けて下回っていない。これはポジティブなサインだ。20日間EMAが力強いサポートとして機能している。
しかしもし20日間EMAを下回ることになれば、4914ドルまで下がるかもしれない。50日間SMA(赤色)はこの付近に近い。それゆえ、このゾーンは守られると見られる。
我々は、残りのロングポジションを5400ドルのストップロスで守ることを提案する。
ETH/USD
イーサリアム(ETH)は、20日間EMA(青色)と167.20ドルのサポートより上の水準で推移している。それらのサポートを一時的に下回る動きは、安値での買いによってせき止められた。2つの移動平均線は段階的に上昇傾向にあり、RSI(相対力指数)はポジティブな領域に突入した。強気派が優勢だ。
(引用元:TradingView)
もしETH/USDが180ドルと190・54ドルのレジスタンスゾーンを突破すれば、勢いをつけ、225ドルまで上昇する可能性がある。その上は、256ドルだ。それゆえ、前回の買い推奨を維持する。
対照的に、もしレジスタンスから反落し、50日間SMA(赤色)を下回れば、弱さを見せることになるだろう。次の2、3日が重要だ。
XRP/USD
リップル(XRP)は、再び20日間EMA(青色)とダウントレンド線の突破に失敗した。高値での買い手が欠落しているのだろう。レンジの下半分に再び戻ってしまった。
もし弱気派によって0.27795ドルより下に沈められたら、今年最安値である0.24508ドルに再び迫る可能性が出てくる。ここが心理的にも大きな節目になるだろう。
(引用元:TradingView)
もし0.27795ドルのサポートが維持できれば、XRP/USDは2、3日間レンジ相場を維持するかもしれない。強さを示す最初のサインは、UTC時間で0.33108ドルを超えた水準で取引を終えることだ。そうしたら、0.37835ドルまで勢いで上昇するかもしれない。
良い買い場が見つかるまで、我々は静観する。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版