ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
BTC/USD
ビットコイン(BTC)は、5900ドルのレジスタンスに向かって急騰した。勢いがある。回復を続けるという強気派の自信の表れだろう。もし5900ドルを突破すれば、投資家心理は大幅に改善される。6000ドルでちょっとした心理的な障壁があるものの、突破するだろう。注目すべき水準は、6480.54ドルだ。6000ドルと6480.54ドルのゾーンで手強いレジスタンスに直面するだろう。
(引用元:TradingView)
我々の強気な見方とは対照的に、もしBTC/USDが5900ドルより上の水準を維持できなれば、利益確定の動きを誘発し、20日間EMA(青色)を下回ることになるかもしれない。その後2、3日間、4914.11ドルと5900ドルの間で保合いになる可能性もある。
4914.11ドルを下回れば、ネガティブなトレンドに変わるだろう。それまでは強気派は押し目買いを続けるべきだ。トレーダーは、残りのロングポジションを5400ドルのストップロスで守った方が良い。
現在、2つの移動平均線が上昇傾向にあり、RSI(相対力指数)はネガティブな乖離から脱却しようとしている。強気サインだ。最も抵抗が少ない道は、上だ。
ETH/USD
イーサリアム(ETH)は、下降トレンド線を突破した。現在、180ドル〜190.54ドルのゾーンでレジスタンスに直面している。もしこのゾーンをスケールすれば、イーサリアムは225ドル、その上は256ドルまで上昇するかもしれない。トレーダーは192ドルより上で買い、ストップロスは146ドルに最初は置いた方が良いだろう。
リスクに対する報酬の割合が魅力的ではないので、ポジションのサイズは通常の40%ほどだ。状況が改善すれば、ストップロスの水準を上げよう。
(引用元:TradingView)
もしETH/USDが上記のレジスタンスゾーンの突破に失敗し、148ドルを下回れば、我々の強気な見方は無効になる。現在、20日間EMA(青色)が上昇し始めており、RISはポジティブな領域にある。短期では強気派に利がある。
次の2、3日の動向が重要になるだろう。
XRP/USD
他の仮想通貨が好調である一方、リップル(XRP)は乗り遅れ続けている。未だに20日間EMA(青色)を下回る水準で推移しており、レンジの底に近い水準にある。強気派の勢いがないことを示している。
(引用元:TradingView)
XRP/USDは、2つの移動平均線と0.33108ドルを突破する必要がある。もし買いが続いて0.37835ドルを超えたら、勢いをつけるだろう。
一方、もしこれに失敗したら、弱気派が再び重要なサポートである0.27795ドルの下に追いやるだろう。
我々は0.33108ドルを超えるまで待つ。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版