米国の現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)は、6月25日に純流入が3100万ドルに達し、1週間続いた純流出が流入に転じた。
ビットコインETFが流入に
SoSo Valueのデータによれば、過去7営業日間で合計11億ドルの流出が見られたビットコインETFが6月25日に純流入に転じた。
データによると、6月25日にはフィデリティ・ワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)が4900万ドルの純流入を記録し、次いでビットワイズ・ビットコインETF(BITB)が1500万ドル、ヴァンエック・ビットコイン・トラストETF(HODL)が400万ドルの純流入を見せた。
一方、グレースケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)は3030万ドルの純流出を記録し、ARK21シェアーズのビットコインETFは600万ドルの純流出を報告した。
しかし、資産運用額で最大のブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラストETF(IBIT)は6月25日に流入がなかった。同様に、インベスコ・ギャラクシー、ヴァルキリー、フランクリン・テンプルトンのETFも同日には流入がなかった。

6月25日時点で、1月にデビューした11のビットコインETFは、合計144億2000万ドルの純流入を記録している。
5月に米証券取引委員会(SEC)からの承認を受けた後、米国の発行者は取引開始に向けた最終調整を大なっている。プロセスの一環としてETF発行企業はフォームS-1申請の修正を行っている。ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏によれば、イーサリアムETFは7月2日までに米国で取引を開始する可能性があると予測している。
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