米国の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)が新たなマイルストーンに到達した。ビットコインETFのBTC保有額がサトシ・ナカモトが保有額を上回った。

ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏によれば、今年1月に米国で現物ビットコインETFの取引が開始されて以来、ビットコインETFは初めて110万BTCを超えた。

「米国の現物ETFは、サトシが保有するビットコインの総量を超え、現在では世界で最も多くのビットコインを保有している。そして、まだ1年も経っていない。まさに驚異的だ」とバルチュナスは語った。

ビットコインETFウォッチャーであるHODL15キャピタルのデータも、これを裏付けており、12月5日時点で現物ビットコインETFが110万3965BTCを保有していることを示している。

サトシはどれくらいのBTCを保有しているのか

サトシ・ナカモトはビットコインの匿名の創設者であり、2009年1月に最初のBTC取引を開始した。ビットコインの創設に加えて、ナカモトはビットコインの最大の保有者の1人として知られており、サトシ関連のアドレスには約110万BTC、つまり総供給量2100万BTCの5.2%があるとアナリストは推定している。

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US spot Bitcoin ETFs passed Satoshi Nakamoto in total BTC held. Source: Eric Balchunas

バルチュナスが引用したデータによれば、米国の現物ビットコインETFの現在のビットコイン保有量は、世界的な仮想通貨取引所であるバイナンスの保有量を上回っている。また、最大の企業BTC保有者の1つであるマイクロストラテジーの保有量も上回っている。

サトシはもう生きていない?

一部の仮想通貨ウォッチャーは、長年にわたりサトシ・ナカモトの正体を明らかにしようとしてきたが、サトシがもう生きていないと信じる人もいる。

仮想通貨投資会社ギャラクシー・デジタルのCEOであり、現物ビットコインETFも運営しているマイク・ノボグラッツ氏は、12月5日のCNBCのインタビューでサトシが生きていないと考えていると語った。

ノボグラッツ氏は「サトシが生きていたら、というのは彼が生きていないと思うからだが、彼はきっと大きな笑顔を浮かべていただろう」と語り、12月5日にビットコインが初めて10万ドルを突破したことに言及した。

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