ビットコイン(BTC)は弱気な値動きを見せたが、アナリストは反発の可能性があると指摘している。
ビットコイン史上で過去最速の下落
マーケットベクター・インデックスのデジタル資産リサーチ・戦略ディレクター、マーティン・ラインウェーバー氏の最新分析によれば、ビットコインの長期投資ストーリーは依然として維持されている。
BTC価格は200日間単純移動平均線(SMA)から、これまで例のない水準まで乖離した。同氏は、6万ドルを割り込んだ今回の下落は「通常の動きとは言えない」と述べている。
「ビットコインは200日移動平均線を2.88シグマ(標準偏差)下回っている。10年分のデータを見ても、これは文字通り一度も起きていない。コロナショックでも、FTX崩壊時でも起きなかった」
この分析では、今回の急落はビットコイン史上で1最速下落の1つに位置付けられ、BTC/USDは1週間で22%下落した。これは過去の値動きの98.9%を上回る悪化ペースとなる。
「最悪の結果が99パーセンタイルに達したとき、平均への回帰が起きる確率は非常に高くなる」と、ラインウェーバー氏は続けた。

一方で、200日間SMAを2.88シグマ下回る水準は前例がなく、今回の下落率はイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)といった主要アルトコインをも上回った。
「世代的な最安値にはまだ到達していない。しかし、複数の指標で統計的な極端水準にある」と指摘する。

ただし同氏は、長期的なBTC価格の底打ちを断定するには時期尚早との見方を示し、現在の下値は「局所的な底」にとどまる可能性があると述べた。
より長期の視点では、ビットコインの強気シナリオを支持する理由が残っている。
「弱気市場はマクロ要因主導であり、技術的な失敗ではない。長期的な投資テーマは健在だ」
BTCの押し目買いには「忍耐」が必要
直近のビットコイン価格下落は記録的な規模となった。
木曜日には、ビットコインで史上初となる1日1万ドル超の下落ローソク足が出現し、清算規模はコロナショックやFTX崩壊といった過去の主要な弱気イベントを上回った。
市場心理も急速に悪化し、仮想通貨の恐怖強欲指数は100点満点中で9点という極端な水準まで低下した。

その一方で、ヘッジファンドやバイナンスを中心に、大口投資家が押し目買いに動いている兆候も確認されている。
ここ数週間の大規模清算を分析したトレーダーのダーン・クリプト・トレーズ氏は、魅力的な買い場となる可能性を指摘する1人だ。
「BTCは2024年のレンジ中央付近から反発している。数週間で38%下落し、多くの大型レバレッジポジションが一掃された」と、同氏はXで語った。
「現金比率が高く、忍耐強く積み上げたり、ボラティリティから利益を狙ったりするには良い局面だ」。

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