仮想通貨ビットコインは伝統的なマーケットが崩れた時のヘッジ手段、日米の主要経済メディアで論調高まる

ビットコインは伝統的なマーケットが崩れた時のためのリスクヘッジ手段になる。

日米の主要経済メディアで上記のような論調が高まっている。

8日の日経新聞は、「南海バブル超えたビットコイン、FRB信認低下と歩む 」と報道FRB(連邦準備理事会)への信認が低下する中、法定通貨の代替資産としてビットコインに注目が集まっていると伝えている。

また、9日の米経済番組CNBCでは出演した2人の専門家が相次いで「ビットコインは伝統的な金融システムに対するヘッジ手段」という見解を表明した。

シリコンバレーのVCでビットコン強気派として知られるキャマス・パリハピティヤ氏は、「ビットコインは伝統的な金融インフラに対する最高のヘッジ手段」と発言。次のように述べた。

財政政策や金融政策を信じているかどうか、関係ない。マットレスの下に置くシュマック保険(バカなミスを避けるための保険)だ

パリハピティヤ氏は、今後20年でビットコインが100万ドルになると予想している。

また、仮想通貨相場分析サイトであるコインリスト共同創業者のアンディー・ブロムバーグ氏は、ドイツ銀行の大幅人員削減を受けて、「仮想通貨が(伝統的な金融システムに対して)反循環的なサイクルを示すことになるかもしれない」発言。既存の金融システムに対してビットコインは今後ますます相関関係が低くなって行くと予想した。

またブロムバーグ氏は、将来的には仮想通貨銘柄の中でも差別化が進むと予測。現在はビットコインと他の仮想通貨であるアルトコインの相関関係が高いが、同氏は、仮想通貨業界の成熟化が進むにつれてそれぞれのコインの長所に応じた価格の動きが見られるようになるだろうと述べた。

今年の第2四半期(4-6月期)は、ビットコインとアルトコインの相関関係が若干薄れた。仮想通貨取引所バイナンスによると、ビットコインとアルトコインの相関係数は第1四半期は0.73だったが、第2四半期は0.61まで下がった。

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