17日の仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)は9500ドル付近を維持している。またイーサ(ETH)もプラスの推移となっている。3月の大暴落から順調に回復している通貨がある一方で、時価総額上位の通貨ではイマイチ波に乗れていない通貨もあるようだ。
(出典:Coin360 6月17日午前10時30分)
コインメトリックスが16日に発表したレポートによると、ビットコインとイーサは3月の大暴落から順調に回復。しかしビットコインキャッシュ(BCH)やライトコイン(LTC)は遅れをとっていることが明らかになった。また、XRPとビットコインSV(BSV)も立ち直れていない。
(出典:コインメトリックス 「主要9銘柄の過去1年間の推移」)
3月の大暴落前の2月にはコインメトリックスが提示した9つ全ての主要銘柄で時価総額が急騰。ビットコインの時価総額は2月14日に1887億ドル(約20兆円)と、2020年の最高値を記録した。
コインメトリックスは、多くの銘柄で今年最高値を記録した2月14日から6月14日までの価格回復率を計算。
大きく回復しているのはカルダノ(ADA)やCrypto.comコイン(CRO)、オミセゴー(OMG)だった。
(出典:コインメトリックス 「価格回復率」)
一方で、コインメトリックスは世界的に不確実性が高い中で、仮想通貨が今後も上昇トレンドを続けるかはわからないとしている。